釣り竿には魚種によって様々なロッドがあります。
初めてだと何を選んだらいいのか全く分からないと思いますが、その中で、エリアフィッシングに特化したロッドの特徴や選び方を説明します。
エリアフィッシグのロッドとは!?
エリアフィッシングのロッドはどれも柔らかいです。
対象としている魚のサイズが大きくても30cm程度なので、硬くする必要が無いのです。
中には50cmを越える魚がいる管理釣り場もありますが、アベレージサイズの30cmまでを快適に釣る事が出来るお勧めロッドの特徴を解説します。
これだけ覚えておけば自分に合ったロッドを選ぶ事が出来るでしょう!
初心者にも使いやすいのはどんなロッド?
初心者の最初の1本には6フィート(1m82cm)程度で少し硬めがお勧めです。
理由は、少し硬く張りがあった方がルアーを投げやすく、操作がしやすい為です。
初心者の頃は、魚がかかってからの竿の使いやすさよりも、魚を掛けるまでの使いやすさの方が重要だからです。
少し硬めってどうしたらわかるの?という疑問があると思いますが、ロッドにはどんな仕様かスペック表示がされています。
最終的には手に取って振った方が感覚が分かるのですが、予めどんなロッドにしようか選ぶ際に役立ちます。
文章にすると、振った時にベナンベナンと曲がるロッドよりも、ピュンピュンと曲がる竿の方が扱いやすいです。
エリアフィッシング用として安価なロッドもありますが、柔らかすぎて扱いにくい場合があります。
少し高くなりますが、シャキッとしたロッドを選ぶ方が快適に釣りが出来ます。
では、実際にスペックを見てみましょう!
ここから専門用語が入るけど後で説明するよ
ロッドの曲がり方や柔らかさ、長さは英数字等で表されます。
画像のロッドで説明すると、TSU6202ULがロッドのスペックを表しています。
ロッドによっては、糸の推奨太さや、ルアーの推奨重さが表記されている物もあります。
こちらも目安にすると良いです。
では、TSU6202ULを読み解いてみましょう。
TSUは、竿の種類ですのでスペックにはあまり関係がありません。
頭の表記はメーカーによって様々な表記があります。
次は、6202です。
これは、6フィート2インチの2ピースという意味です。
620が長さ、最後の2が何本構成かを表しています。
最後のULはウルトラライトという意味です。
メーカーによって記載があったり、なかったりと若干の違いはありますが、おおむねこのように英数字で表されております。
説明にも使われている6フィート2インチという長さと、
ウルトラライトというスペックは初心者にも扱いやすいスペックだよ。
ロッドの用語
- 長さ表記
ルアーロッドの長さは、フィートとインチで表されます。
1フィート=30.48cm
1インチ=2.54cm
なので、画像のロッドは、約188cmですね。
- 構成数表記
ピースというのは、継いで1本にするには何本構成かということです。
2ピースの場合は2本ですね。
構成数は、1ピースから4ピース、それ以上の物もあります。
扱いや持ち運び易さを考えると、2ピースがお勧めです。
- 硬さ表記
UL=ウルトラライトとは。
ロッドには、硬いものから柔らかいものまであります。
具体的には、
ウルトラライト→ライト→ミディアム→ミディアムハード→ハード
といった順番に硬くなっていきます。
とても柔らかい→柔らかい→中間→硬い→とても硬いというイメージです。
さらに頭にエクストラがついたりと細分化されていきますが、エリアフィッシグではライト辺りまでが多いです。
ミディアムまで行くと硬すぎて扱いにくくなります。
- その他の仕様
ロッドにはスペック表に記載されないスペックも存在します。
この場合、多くはカタログ等に説明があります。
その中でも重要なのが、テーパーです。
テーパーとはロッドがどこから曲がるかという目安です。
テーパーは大まかに3タイプに分けられます。
ファーストテーパー/レギュラーテーパー/スローテーパーです。
ロッドに対して何:何で曲がるかという意味です。
イメージとしては、ロッドの曲がる部分が、大体ファーストが7:3/レギュラーが5:5/スローが4:6~3:7という感じです。実際には全体的に曲がりますが、どこが曲がるかという意味で使われます。
簡単に説明すると、ファーストテーパーは竿の先端の方、レギュラーテーパーは竿の真ん中、スローテーパーは竿の元の方から曲がります。
初心者に扱いやすいのは、レギュラーテーパーまででしょう。
スローテーパーにもメリットはありますが、初心者には扱いづらいと思います。
まとめ
初心者には、
6フィート前後のレギュラーテーパーのウルトラライトがお勧めだよ!
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